畳の厚みは様々で、15mm~60mmまであります。
昭和時代〜平成の初めは、一般的な畳の厚みは、55mm~60mmでした。そのため、ほとんどの畳は、同じような厚みをしていました。
しかし、2000年代にバリアフリーという概念が出てきてから、畳の厚みに変化が出てきました。つまり、和室とリビングの境界で段差がなくなった建物が登場したことにより、畳の厚みも薄くなったわけです。
段階的に畳の厚みは薄くなって、最終的には、13mmの厚みまで薄くなりました。
すなわち、13mmという厚みは、リビングルームのフローリング材と、ほぼ同じ厚みです。
特に分譲マンションでは、畳を薄くすることで、和室の床を深く作る必要もなくなり、天井の高さも抑えることができて、建築コストも下がることから、厚み13mmの畳が多く設置された時期もあります。
一般的な畳の厚さは?
和室が多く作られた昭和時代の建物であれば、一般的な畳の厚さは55mm~60mmです。
平成以降になると、薄畳15mmや30mm、さらには55mmと畳の厚みは、様々になります。
すくなくとも、実際に畳を和室から取り出してみないと、畳の厚みは分からないのが実情です。
マンションの和室に厚みが薄い畳製作内容
今回は、雑誌を見て理想の畳部屋にしたいというお客様です。
下記の04のお部屋です。少し暗くて分かりづらいですが、畳縁のある普通の和室から琉球畳に変更の依頼です。
雑誌の横に普通の畳がチラッと写っていますね。
お客様のマンションに敷かれていた畳は、厚み15mmでした。
お客様が採寸したお部屋のサイズは、236.8cm×2635.cmでした。
そのサイズに合わせて琉球畳のサイズを割付したのが、下記の図面です。
この割付図は、弊社で計算しお見積もり時に提案したものです。
このお見積もり時にお客様からのご質問がありました。
>違う色を組み合わせる事は可能でしょうか?
>雑誌の写真04の様に銀白色✖︎5若草色✖︎4の様にしたいのですが。
ご質問に対する答えは、もちろん可能です。
ただ、雑誌の写真04は、2色に見えていますが、実は1色の畳です。畳の目を互い違いにして敷いているため、光の加減や光の指す方向によって2色見える市松敷きと敷き方をしています。
今回は、実際に2色使う方法で畳を制作しました。
雑誌のお部屋と同じ、それ以上に素敵な和室になりました。
畳表の種類
お部屋の広さ
2368mm×2635mm×15mm
畳のサイズ
789mm×878mm×15mmの畳が9枚
お客様の地域
京都市西京区
リフォーム内容
古い畳からの入替え
製作費用
93555円(税、送料込み)
薄い畳から厚みのある畳まで制作可能です
畳は、建物によって厚みがバラバラです。古い木造住宅もあれば、高級住宅、お寺、さらにはマンションやアパートなど物件ごとに様々な畳の厚みが存在します。
つまり、現代において普通の畳の厚みは存在しなくっています。
弊社では、ミリ単位で畳の厚みの調節が可能です。最薄は、8mmです。そこから1mm刻みで17mmや29mmなどの厚みにも対応が可能です。
もちろん、畳の長さ、巾もサイズオーダーが可能です。
お見積りの依頼はコチラからどうぞ
お見積りフォーム
FAXの場合
FAX見積シート
サンプルはこちらから
無料畳表サンプル
商品ページはこちら
清流(和紙表)を使用した畳サイズオーダー
【高品質な畳を低価格で提供できる理由】
お客様ご自身で部屋の採寸と畳の敷き込みをしていただくことで出張費がありません。
例えば、従来の方法で畳を業者にお願いするときは、見積、採寸、敷き込みと2〜3回はお客様のご自宅に訪問することになっていました。
しかし、弊社の場合は、お客様よりメールやFAXで部屋のサイズをお聞きし図面とお見積金額を連絡して畳の製作だけをします。
つまり、訪問にかかる交通費や人件費がかかりません。
このように、不要な費用を除くことで、お客様に高品質な畳をリーズナブルな価格でお届けができています。
畳の厚みをサイズオーダーするのは簡単です。
まず、お部屋のサイズを測って問い合わせフォームよりご連絡ください。
そのうえで、畳の枚数や大きさなどは弊社にて割り付けします。
また、柱部分の加工なども可能です。簡単な図面を手書きで書いて携帯で撮影したものでも大丈夫です。
もちろん、お客様より畳のサイズを指定していただいても大丈夫です。
とはいえ、お客様は採寸に不安があると思います。もし採寸が間違っていたとしても畳3枚までは無料で修正しています。
採寸・敷き込みも依頼される場合は、出張費3万円(税別)で承ります。
(一部の地域を除き全国対応可)
さらに、無料の畳表サンプルなどで品質を確認することもできます。
畳に関するご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせください。
サイズオーダー畳のご注文の流れ
- 最初に、お客様ご自身でお部屋の寸法を測っていただき部屋のサイズをご連絡いただきます。
(問い合フォーム、メール、FAXなどからご連絡) - そして、ご連絡いただいたサイズより弊社にて畳のサイズを割り付けて、何枚必要で費用がいくら必要かを返信します。
(弊社よりメール、FAXなどで畳の図面と見積金額をご連絡します) - お見積りにご納得いただいた後、お客様ご自身で畳の撤去、処分をします。
(お客様の多くは、畳の処分をお住まいの自治体でお願いされています。) - 最後に、畳が到着し、畳をお客様ご自身で敷きます。
(万が一上手く入らなかった場合、3枚まで無料で修正します)
(部屋の寸法をお聞きした場合)⇒ お部屋のサイズの計り方について
オーダサイズ畳の詳しいご注文の方法はこちら ⇒ オーダー畳ご注文の流れ
1枚からでもオーダーを承ります。
【納期】 3日~約1週間
【 YouTube 】動画で畳の紹介をしています
【How to order tatami】DIYの「小上がり」に本格的な畳を注文する方法
https://youtu.be/rgP-9OUBkbo
【DIY畳(たたみ)】イ草(いぐさ)と新素材(樹脂・和紙表)どっちがオススメ?