畳表の見分け方

いぐさの品質、長さが鍵

太さが均一で色も良く、変色や傷などが少ないいぐさが良いいぐさです。そして、このようないぐさで根元と先端を除いたいぐさの真ん中の部分を多く使用した畳表は、上質なものです。つまり、一般的に長いいぐさを使ったものが美しい畳表です。

経糸(たて糸)の種類と本数が鍵

「いぐさ」の織り込み本数や品質で強度等を判断して、麻糸、綿糸、化繊糸を使い分けています。綿糸より麻糸の方が、強度が強くなりますが、高級畳には、配(畳の目の山なりの部分)と配がくっきりなるよう一の目に経糸を2本使用(二本芯)しているものもあります。

県証糸

麻糸(りんどう色)綿糸(いちょうりんどう色)畳表の日本農林規格のたて糸の基準(太さ、引張り強さ、伸び率、混用率)を満たし、熊本県産の証明として「県証糸」が入っています。
畳表は、ぜひ「くまもと産」を御指定下さい。