畳表の見分け方

畳表は、経糸に麻糸や綿糸を使って織られています。イ草の長さや質、糸や織り方などによって、畳表のよしあしを見分けることができます。畳表は通 常4つの等級(最上級、上級、中級、下級)に分けられますが、その重要な判断基準になるのがイ草です。1枚の畳表を織るには、約4000~7000本のイ 草が必要になります。茎に変色や病気などなく、根元から先端まで充実したもの、そして1本1本の太さや色が揃っているものが良いイ草です。一般的に長いイ 草を使った畳表ほど上質のものとなります。これは、根と先端を除いたよい部分が多く使用されるためです。品質の良い畳表になる程、イ草の打ち込み本数が多 くなり、強度の強いマニラ・麻糸の経糸を使用します。

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